2019年1月の記事

教ふるに人倫を以て|1月22日のことです。

孟子 2019/01/22公開

教ふるに人倫を以て 人の道あるや、飽食暖衣、逸居して教なければ、則ち禽獣に近し。聖人之れを憂ふるあり、契をして司徒たらしめ教ふるに人倫を以てして、父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友信 ・・・

門を過ぐるも而も入らず|1月21日のことです。

孟子 2019/01/22公開

門を過ぐるも而も入らず 禹、外に八年、三たび其の門を過ぐるも而も入らず。(滕文公上四章) う、そとにはちねん、みたびそのもんをすぐるもしかもはいらず。(とうのぶんこうかみよんしょう) 【訳】 禹は(治 ・・・

堯の時に当りて②|1月20日のことです。

孟子 2019/01/22公開

堯の時に当りて② 舜、(中略)禹、九河を疏し、済・漯(の水)を瀹してこれを海の注ぎ、汝・漢を決し、淮・泗を排して之れを江に注ぐ。然る後に中国得て食ふべきなり。(滕文公上四章) しゅん、(中略)う、じゅ ・・・

堯の時に当りて①|1月19日のことです。

孟子 2019/01/22公開

堯の時に当りて① 堯の時に当りて天下猶ほ未だ平かならず。洪水横流し天下氾濫す。(中略)五穀登らず、禽獣人に偪り、獣蹄鳥迹の道、中国に交わる。堯独り之れを憂へ、舜を挙げて治を敷かしむ。(滕文公上四章) ・・・

「ハイ」の一言|1月21日のことです。

丸山敏雄 2019/01/21公開

「ハイ」の一言 父母に対して愛情を感じることができず、「ハイ」と言えないドラ息子がおります。 母親のあたたかさも知らずに、母を泣かしている娘がおります。 世のなやめる子らよ、とぎすましたまことの「ハイ ・・・

明日は必ずくる|1月20日のことです。

丸山敏雄 2019/01/21公開

明日は必ずくる 一時の苦しみ、しばしの痛み、それは更に大きく、いよいよ健康に進み高まるための、しばしのくらがりである。これが去ったとき、夜あけのような光明の舞台が開ける。雨後のような晴ればれしさがめぐ ・・・

言霊|1月19日のことです。

丸山敏雄 2019/01/21公開

言霊 言葉は、生命の発動である。たましいの息吹である。 生命とか、霊とかいっても、その発動以前は、有るとも無いともいえないでのある。稲妻のように、光らぬ前は電気の有無はわからないのである。 ひとたび発 ・・・

美しい世界に住む|1月18日のことです。

丸山敏雄 2019/01/18公開

美しい世界に住む 食物でも住宅でも、人類は、永き歴史の推移につれて、物の役目を、より便利により完全に改良進歩させるだけでは満足ができずに、実用を越えた芸術の世界にまで高めずにはおきませんでした。 人の ・・・

清き時間|1月17日のことです。

丸山敏雄 2019/01/17公開

清き時間 その時、その職場は、天下唯一の聖なる働き場所ではないか。 そしてその一瞬間は、自分の一生の中たった一度しかない清き時間ではないか。どうして、うっかりできよう。 他にない時、またとない所、そし ・・・