自己の特色を出すべきか否か

自己の特色を出すべきか否か
自己の特色というものは、しいて特色を出そうとして出るものではありません。否、自分の特色を出そうということが、あまりに意識的になりますと、かえって変な厭味なものになりましょう。また故意に早くから、意識的に特色をつくろうとしますと、とかく大きな発展は遂げにくものであります。【189】
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自分の特色とは何か、強みとでもいいましょうか。
なかなかに考えないことでもあります。
しかし、私はこうだからという人はたしかにいます。
それが特色とは言い難いかもしませんが、決めつけるのは良くないかもしれませんね。
人から総合的、客観的に判断されるものがいいのかもしれません。
教授がいうには、そもそも人間は一人として同じ人間はいないということですから自然と特色のようなものが出来上がるというのは納得です。
滲み出るようなものがいいんでしょうね。
雑話の中でその人の前では襟を正したくなるような人というのがありましたが、そんな人っていますよね。